パワーを身につけよう
やり投げは、パワーを身につけていく必要があります。
では、やり投げでパワーがある選手いうのはどのような人のことをいうのかというと、やりの初速度が高い選手と言えると思います。
初速度が高いほど、やりを遠くに投げることができるからです。
やり投げの世界のトップ選手には、見るからに筋肉隆々の選手もいれば、スピードの要素が強い選手がいますが、この両方にパワーを感じることができると思います。
力学的にみてパワーというのは、「力×速度」と定義されています。
では、効率良くパワーを身につけるにはどうすればいいのか?ということになりますが、スピードを上げるのは、神経系などの関わりも大きいいので多くは望めません。
そのため、パアーをつけるために筋力のレベルアップをはかることも課題になってきます。
その中心的な方法がウェイトトレーニングになるわけですが、あるレベルから専門的なウェイトトレーニングによって、動きやスピード(専門的なパワー)を底上げさせていくことが、やり投げ選手に求められるウェイトトレーニングと言えます。
実際、やり投げで飛距離を伸ばすにはある程度のレベルに達すると、下半身を鍛えてスピードでの勢いを上げるだけでは十分とはいえず、振り切り動作での上体の捻りのパワーを底上げする必要も出てくるからです。
いずれにしても、出来る限りいろいろな方法にチャレンジすると良いと思います。
言われたことをただやるだけでは、なかなか自分の身につきません。
そして、やり投げという競技に取り組むことを楽しみながら、自分から考え、動くことを意識してください。
情報や知識をを常に吸収しようとする努力を怠ってはいけないということは、やり投げはもちろん、全ての競技において言えることです。
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