やり投げは体幹トレーニングが不可欠
陸上競技の投てき種目であるやり投げは、体幹トレーニングをしっかりやっておく必要があると思います。
技術的には、クロスステップを含めた助走とパワーポジションからのリリース、フォロースルーまでの投げの局面があります。
右投げなら、左足を着地させて、右足を前に出すと同時に、やりを持った右手を後ろに引いて、クロスステップの動きで、上半身と下半身のひねりが大きくなります。
そして、リリース3歩前のラストクロスが大きくなるほど、強く投げることが可能になるかと。
また、技術練習だけでなく、年間を通して体つくりも必要になります。
やり投げで遠くに投げるには、パワーと動き(技術)が調和した時だからです。
その際には、大きな筋肉だけではなく、体の軸となる体幹部を鍛えるトレーニングも行うことが大切になると思います。
いくら大きな筋肉をつけても、速く動けなかったら意味がないですから、強さと速さを両立させたトレーニングが意識してやることがポイントでしょう。
投てき選手というと体が大きいというイメージがあると思いますが、しっかりダッシュなどが出来ることです。
特に冬季などの鍛練期は、大きな筋肉だけではなく、体幹をバランスよく鍛えていくといいでしょう。
やり投げで最も大事なことは助走そして振り切りのスピードだと思うので、メディシンボールを使ったり、ダイナマックなど、色々な投げを試してみて、遠くに飛ばすための効率的な体の使い方と、体幹部の筋力を身につけていくといいかと思います。
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