ラストクロスでの右足の着地

ラストクロスでの右足の着地はどのようにしていますか?
やり投げで記録を伸ばす為には、クロスステップを何歩するにしても、最後のクロスは投げの構えを作る上で大事な場面になりますね。

 

 

そして、このラストクロスでの右足の振り出しによって、構えでの後傾姿勢を作ります。
ですが、やり投げを始めたばかりの初心者や記録が出ない選手は、構えでの適切な後傾姿勢をとれない状態のまま投げ出したり、逆にラストクロスで高く飛び上がりすぎ、投げる構えの右足着地で腰が落ちたり、右膝が曲がりすぎてしまうなどして、助走スピードが落ちてしまう選手も多く見られます。

 

 

通常はラストクロスの歩幅がクロスステップの中では最も大きくなりますが、後傾姿勢を作ろうと意識しすぎると、後方に腰を引いたり、右ひざを高く上げてしまいがちになりますが、これは良くありません。

 

 

ラストクロスでの右足の着地に際しては、出来るだけ進行方向に向くようにすべきですが、個人差があるので一概に何度ぐらいがいいかは言えません。
とは言え、右足の着地で急激にスピードが落とさないようにしなければ記録も伸びないので、右足が投げる方向に対して45度以内の角度で着地をさせるようにしたほうが良いと思います。

 

 

また、やり投げ初心者や記録が出ない選手なら、後傾姿勢を無理に作ろうと意識するよりは、ラストクロスでの右足の動きに意識を向けて、右足の振り出しによって上体が置いていかれることで、姿勢が後ろに傾くようになると捉えたほうが上手くいきやすいでしょう。

 

 

いずれにしても、助走が上手くても投射の瞬間のステップが下手だと、やり投げの飛距離に影響が出てしまうのは言うまでもありません。

 

 

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記録が出ない選手にまず教えたい、投げる際の足の角度とは?

 

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