クロスステップの入り方

やり投げでのクロスステッの入り方が上手く出来ていますか?
助走の前半では、投げる方向に真正面を向いて加速をつけていき、ここで勢いをつけクロスステップに入っていきます。

 

 

そして、体の側面を投てきする方向に向けた半身の体勢にし、右投げなら、右足が左足を追い越すような足の運びをするようになりますね。
通常のボールの投げ方とは違い、反対の足が前に出るようになるということです。

 

 

このようにクロスステップをすることで、上半身と下半身に捻りができ、やりに大きなパワーが伝わります。
そして、助走のリズムを崩さないようにしてラストクロスに繋げていきます。

 

 

そんなクロスステップの入り方としては、例えば、右投げで5歩クロスで行う場合なら、手のひらを上向きにして、やりを構えながら走り、左足を右足が追い越した時に上体を右側に捻って、半身の体勢になります。

 

 

この時に右足でアクセントをつけて、やりを後方に引きながら、クロスステップの一歩目である左足の着地から二歩目の右足の着地にかけて、やりを後方へ引く動作を行うという流れになります。

 

 

また、クロスステップの入り方は、大きくジャンプしながらやりを後方に素早く真っ直ぐに引くやり方や、流れるようにスーとクロスの入りと、後方へのやりの引きを行うやり方があります。

 

 

やり投げ初心者なら、無理して大きくはしなくても、小さなジャンプできっかけを作るようにしたほうが、リズムもとれクロスステップに入りやすいかもしれませんね。
いずれにしても、、安定したリズムで投げることが大切です。

 

 

なお、クロスステップ内で、余裕とスピードアップを意識することなどから、歩数は5歩以外にも、7歩、9歩にしている選手もいます。

 

 

この今治明徳高校陸上部元監督の濱本一馬、現監督の永井 啓太指導のやり投げ上達革命DVDでは、ワンクロス投げ、すなわち3歩投げ、一歩投げから進んで、リズムを体得するために必須のトレーニングを通してこのリズムの重要性を映像で分かりやすく解説してあります。

また、右投げの場合の左右左のステップでの体重のかけ方を中心に生徒が実演しているので、この機会にしっかり学んで記録を伸ばしましょう。

 

助走スピードが全く落ちないハイレベルな選手がやっている7歩投げ練習とは?

 

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