やり投げのルール

やり投げのルールを把握していますか?
やり投げは、助走をとってやりを投げる競技で、助走距離は30メートルになっており、先端の踏み切り線の真ん中からおよそ29度の角度でラインが引かれ、その有効エリア内に落下させます。

 

 

そして、有効エリア内に落ちたやりの落下点と助走路の起点を結んだ線の長さを計測したものが記録になり、1人が3回投げて、最も遠くまで飛んだ記録が成績となります。

 

 

やりは男子で、重さ800g、長さ2.6〜2.7mものを使用し、女子は重さ600g、長さ2.2〜2.3mのやりを用いて競技します。

 

 

ファールは有効エリア外への投てきはもちろんのこと、やりの先端が最初に地面に接地しなかったり、踏み切り線を踏んだり、肩や投げる側の腕より低い位置から投げる、振り回して投げるなどしてもファールになります。

 

 

更に、投げた後もやりが落下するまでは出てはいけません。投げる際に勢い余って踏み切り線より飛び出してしまうこともあるので、しっかり止まるようにしましょう。

 

 

また、1分以内であれば、助走を始めてもやりを投げない限りは、助走のとり直しが可能です。
なお、やり投げはスピードをかけたところからストップして全身で投げるという競技なので、腰に強い負担がかかることから、怪我の防止を促す為のルールとして、腰にバンドを捲いても競技を行っても良いことになっています。

 

 

このように陸上競技にはもちろんルールがあり、大会では選手はそれに従って審判員や係員の指導を受けることになります。
ですが、選手がルールに対して知識不足であれば、様々なトラブルが起こり、それによって集中力を欠き、やり投げの記録にも大きく影響することにもなりかねません。

 

 

したがって、競技者として最低限度の知識は必要になります。その為にもルール改正が行われても問題がないようにルールブックに一度目を通すことと、試合での選手注意事項等を必ず読むようにすることが大切でしょう。

 

 

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