やり投げの握り方と種類

やり投げの握り方がしっかり出来ていますか?
やりの握り方(持ち方)は、グリップに中指(フィンランド式グリップ)、もしくは人差し指を引っ掛けて持ちますが、人差し指と中指で挟んで持つフォークグリップもあり、アメリカの選手などに良く見かけます。

 

 

このようにやりの握り方には、人差し指と中指、フォーク型の3つがあります。
やり投げを始めたばかるの初心者の方は、人差し指をグリップの捲き出しの引っ掛かり部分に添えて握った方が、導入段階では投げやすいです。

 

 

ですが、世界のやり投げの一流選手の多くは中指をグリップの捲き出しの引っ掛かり部分に添えて握るフィンランド式グリップを用いています。

 

 

握り方は、自分にあった持ち方がありますので、色々研究してみると良いのですが、フォークグリップは握りやすいですがお勧めできません。慣れるにしたがってフィンランド式に変えると良いかもしれませんね。
また、握り方の保持のコツとしては、強く握りしめるのではなく、やりを肩の上にキープした時に人差し指か中指に軽い引っ掛かりと、やりが手のひら全体に乗っているくらいにするのが良いでしょう。

 

 

そして、腕でやりを振り切る最後の接触部分は人差し指、フィンランド式では中指、人差し指になりますが、このグリップの捲き出しの引っ掛かりにより、しなった指から、やりに右回り(時計回り)の回転が加えられ、空中で軸が安定してくるのです。

 

 

意識的に回転をかけようとする必要はありませんが、この回転は毎秒16〜24回転の範囲で飛行中のやりに安定に有利に働くと言われていますので、引っ掛かりの感触は大切にすべきでしょう。
なお、やり投げを始めたばかりの人は、まずは突きさし練習でやりのコントロールを覚えましょう。

 

 

この今治明徳高校陸上部元監督の濱本一馬、現監督の永井啓太指導のやり投げ上達革命DVDでは、一歩投げの基礎が詰まった立ち投げなどの様々な練習方法を映像で分かりやすく学べます。
中でも振り切り動作の訓練になる効果的な3つのステップを用いた練習法があります。左右の足をうまく使い、この技術を習得しましょう。

 

指導者必見!初心者の上達を確かなものにする練習法をお教えします!

 

やり投げ上達革命の詳細を見てみる