助走から投げ動作を分割して練習しよう

やり投げで記録を伸ばすには、助走から投げ動作を分割して身につけることが効果的です。
やり投げは大きく分けて、助走、クロス、ラストクロス、振りきりという局面に分かれます。

 

 

練習においては、1歩、3歩、クロス、短助走、全助走投げというように後ろに距離が伸びていくことになります。
それらの一つひとつの動きを分習法的な視点で習得しつつ、最終的は一連の流れとして繋げらるようにすることです。

 

 

それと共に、筋力トレーニングも行い、基礎となる体力をあげていくことが記録を伸ばすには必要になります。
そして、やりを遠くに飛ばすには、ステップした足を投てき方向に踏み込み、下半身が溜めこんだ力を効率よく上半身に伝えなければいけません。

 

 

それには、股関節や腹筋などを中心とした体幹、更には肩周りや肩甲骨などの上半身の筋力が要求されます。
したがって、全身をバランスよく筋力アップすることが肝心です。

 

 

特にトップからリリースの過程では、肩甲骨をしっかり使うことを意識することがポイントです。
また、肩周りや腕の筋力アップに加え、肩甲骨周辺や腸腰筋などの柔軟性も高めるなどの効果が期待できるのが鉄棒や平行棒を使ったトレーニングです。

 

 

やり方に工夫をすれば、体幹を強化したり、バランス力の向上にも繋がるなど、メリットも大きいので、しつかり取り組むといいでしょう。

 

 

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