腸腰筋のトレーニング!効果的な鍛え方とは?
やり投げの助走、クロスステップでのスピード、投げ動作に求められるのが脚力養成。
やり投げの脚力トレーニングとしては、スタートダッシュや階段の駆け上がり、上り坂のダッシュ、タイヤ引きなどがあります。
やり投げの助走は、全力走ではないにしても、モモを高く上げて大股で走る高い走力があればそれだけスピードに対して余力が生まれ、それが助走で無理のないスピードアップにつながります。
そんなやり投げの選手が疎かにできないのが腸腰筋。
へそから脚の付け根を繋げている腸腰筋は、太ももを前に振りだす役割があり、この動きを素早くすることでピッチを上げられます。
その為、しっかり腸腰筋のトレーニングすることが大切です。そこで自宅でも簡単にできる効果的な腸腰筋のトレーニング方法をご紹介します。
まずヒザ立ちになって両膝を地面につけ、頭から上体、お尻、膝までが真っすぐになった姿勢になります。
その体勢から、上体がブレないように、できるだけ片方の脚を素早く前に踏み出します。
その際、体幹を締める意識をもっと上体を安定させることができますし、同じタイミングで逆側の腕を前に振り出せば、走りのフォームに近づきます。
ある程度できるようになったら逆足も同様にヒザ立ちから素早く片足を踏む出すようにしましょう。
どこでもすぐにできるトレーニングなので、自宅でも時間があるときには積極的に取り組んで習慣化すると、結果に大きく差がでるかもしれません。
何より、正しいランニングフォームは、やり投げのすべての動きに影響してきます。
やり投げは、長い助走路を走ってから投げるため、肩の強さはもちろん、スピードや跳躍力のある選手は強いと言えると思います。
実際、トップ選手も腸腰筋をしっかり鍛えており、それを有効活用することが出来ています。
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