やり投げの上半身の使い方を身につけるトレーニングとは?

やり投げで上半身の使い方が上手くできていますか?
やり投げでは、上半身をしならせて投げる感覚を養うことも記録を伸ばすために大切なポイントの一つです。

やり投げの上半身の使い方

 

それには、まず力の出しやすい形であるパワーポジションを覚えることが必要です。パワーポジションは、やりを持っている方の腕と肘、両肩の3点が一直線になった形です。

 

そこで、上半身の使い方を身につけるおすすめのトレーニング方法が片膝立ち投げです。
片膝立ち投げのやり方は、文字通り、片膝を地面につけてやりを投げます。

 

 

構えた時にはグリップをできるだけ後ろにし、前の腕を肩越しにして前をみるようにするのが、最も力の出しやすいパワーポジション、あるいはゼロポジションとも呼ばれます。

 

なので、腕と肘、両肩の3点が一直線になったパワーポジションから投げに入るようにします。
この時には、後ろから肩甲骨が押されるイメージをもっと肩が入りやすくなって、腰の力が伝わりやすくなります。

 

但し、やりを投げるときに肘が先行してしまうと、関節などを痛めたりすることもあるので注意してください。

 

 

そして、投げ終わったら、親指が下を向いているようにします。投げるときにシュート回転をかけるようにすることでパワーがやりに伝わりやすいからです。

 

また、やり投げたい方向にしっかり胸が向いていることも重要です。投げ動作のイメージとしては、右肩がやや上がる感じをを持っておくと良いかもしれません。

 

頭の上でやりをリリースする感じで片膝立ち投げを行い、上半身をしならせて投げる感覚を養いましょう。

 

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